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Discover Japan
 Ken & Mary's Second Life
2013年7月10日〜
青森県/岩手県/秋田県 
東北:久慈〜恐山〜奥入瀬〜五能線
久慈/小袖海岸 恐山/小牧温泉 奥入瀬/十和田 弘前/五能線
2013年7月10日 
奥入瀬
新青森
弘前
五所川原
秋田
東京



五能線・リゾートしらかみ4号

五能線は秋田・能代市の東能代駅と青森・南津軽郡の川部駅を結ぶ、人気路線で一度乗ってみたかった。念願かなって、帰りの弘前から秋田まで4時間20分全線乗車する。


五能線に乗り帰る朝、早朝5時に目覚めて朝湯、ウォーキングから帰りラウンジ『森の神話』へ。


『森の神話』は岡本太郎氏製作のモニュメントがそびえたつ宿のランドマーク。



うねりながら、わかれ、またあわさり、緩やかに、また激しく流れていく水。水の流れが岩にあたったしぶきが妖精になる様子を表した7体のニンフと、渓流を表したうねるようなラインの暖炉が特徴の立体彫刻です。
「森の神話」は男性の神をイメージさせ、それと対に女性の神を表した「河神」は、高さ10メートル・重さ7トンのアルミ合金製。平成8年4月に完成した、岡本太郎先生の遺作です。 
...ホテルカタログから



「優雅に激しく流れる渓流と、その流れにころころと流され転がる石ころ、巨大な樹木と目を光らせ疾風るけもの、鳥は飛び交い歌い交わす。下では茸もニコニコ笑い、てっぺんでは冠をつけた鳥の王様が優雅に舞い、そこでは人間や森の妖精も踊っている。」このような情景を思い描き、岡本太郎先生は森の神話のお話を作り上げました。 高さ8.5メートル・重さ5トンのブロンズ製。平成3年4月完成。 
ホテルカタログから

出発時間前に岡本太郎生誕100年を記念のホテルオリジナルスイーツ「TARO」をいただく。






7月10日(水)10:30分奥入瀬渓流ホテルの送迎バスで新青森に向かう。前の席にはアメリカから来たご夫婦が座り弘前まで一緒になる。通訳の女性と旅しているのだろうが、バス車窓の景色を撮り続けていた。


新青森に12:15着。弘前行き12:46に乗換える待ち時間駅ビルでお土産のりんごを買う。


12:46新青森発〜13:26分弘前着。奥入瀬渓流ホテルで前の席に座っていた外人さんも同じ電車でやはり弘前観光のようだ。
五能線・発車時間14:35分、僅かな待ち時間だが弘前城に向かって歩き始める。


弘前城方面に向かう通りにインパクトのあるデザインの珍しい建物、中三百貨店弘前店というデパート。明治時代からの老舗百貨店だが五所川原の本店は110年の歴史に幕を下ろし6店あった店もここ弘前と青森だけになっているそうだ。


弘前レトロ:青森銀行記念館

弘前レトロ:一戸時計店
明治12年に設立された県下では最初、全国で59番目の国立銀行です。明治37年に親方町に移りました。本館は、この時建てられた新店舗で、設計者は、当時洋風建造物の第一人者で太宰治の生家・斜陽館なども手がけた堀江佐吉によるものです。ルネッサンス調の洋風建築で、頂上には展望台を兼ねた装飾塔をつけ、その先端にはインド寺院に見られるような相輪を配しています。国の重要文化財に指定されています。

大急ぎで歩いてきたが、弘前城公園前で帰りの時間を考えるとこれ以上は無理なので、お城や近くに弘前レトロの建物が沢山あるけれど、それに心を残しながら駅に戻ることにする。


弘前一番街歩道にあるモニュメント

僅か一時間あまりの弘前町散歩から弘前駅に帰ってくる。
さあ、五能線・列車の旅だ!

コインロッカーに預けた荷物を取り出して、ホームに下りる。
間もなく『五能線・リゾートしらかみ蕪号』が入線してきた。
五能線は全国で一、二を争う人気路線だそうで全車座席指定、予約がとてもとりづらかった。


到着した電車は弘前が終点で折り返し運転をする。
いよいよ憧れの電車に乗車。全車指定席なので乗車に慌しさはない。
乗車するとすぐに運転席真裏の長椅子座席をリピーターらしき老人二人が陣取っていた。
そこだけは早いもの勝ちの席。


14:35分五能線・リゾートしらかみは弘前発定時に発車。
五能線は、弘前〜秋田の路線のうち『川部駅〜東能代駅』間が五能線と呼ばれる。


弘前駅を出発してまもなく、リゾートしらかみ号のサービスの一つ、民話語り。語りべの婦人が二人電車に乗り込んで座席横にスピーカーを設置して民話を語り始めた。


東北弁で身振り手振りで話してくれるが、すごい訛りで半分も意味が理解できない。


五所川原駅・太宰治の故郷・金木はここで津軽鉄道(ストーブ列車で有名)に乗換え20分と近くなのだが今回は時間がなく行けなかった。五所川原は 「青森のねぶた」「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多のひとつ立佞武多といい、独特で是非見てみたい、その折に金木にも行ければと思う。


五所川原駅出てしばらくすると、五能線のハイライトである日本海の海岸線間際を走り始めた。


海岸線の絶景が続く。あいにくの曇天だが晴天なら海も空も青く一体に溶け込んでもっともっと綺麗な事だろう。


不老不死温泉の最寄りウェスパ椿山駅で多くの乗客が下車する。今夜は不老不死温泉泊なのだろうかちょっと羨ましい。





五能線終着駅東能代駅。これから先はJR奥羽本線となる。




18:52分秋田駅着。 4時間20分の五能線の旅が終わる。
19:09分秋田発スーパーこまち20号はまた超ロングノーズの列車、13号車8番D:C席。ぐっすり眠って東京へ。23:04分着

奥入瀬・十和田
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